【 ホーム | 特 長 | 利用料金 | FAQ | 各種手続 | 各種設定 | 会社概要 | お問い合わせ | サイトマップ 】

ホーム 特 長 > VPNの特長


1.VPNってなに?

離れた複数オフィス間(例;本社⇔支社 本部⇔店舗)でファイルの共有やデータの受け渡しといったことを あたかも専用線接続のように仮想的(Virtual)に実現できるのがVPNです。(→図1参照)
VPNは高価な専用線を使わずに、データの暗号化やユーザー認証などのセキュリティ技術を使って安全かつ経済的に離れた複数拠点間のネットワークを実現します。


2.VPNのメリットってどんなものがあるの?

●メリット1 コスト節減
  メリットは何といっても通信コストが安いことです。専用線の料金は距離と回線速度で決まり、通信距離が遠くなるほど通信コストが高くなります。 それに対して、インターネットはサービス・プロバイダ(ISP)の利用料金とアクセス回線費用だけで済みます。とくに国内長距離通信や国際通信に専用線を利用している企業は、インターネットを利用したVPNに置き換えるだけで大きなコストメリットが出ます。

●メリット2 柔軟性(接続拠点の増加に柔軟に対応)  
VPNに関する第二のポイントは、その柔軟性です。
今までは社内LANの中でしかファイル共有やデータ受け渡しといったことができず、取引先や外注先への通信にはe-mail等を使うしかありませんでした。しかしe-mailにしてもやりとりされるデータは平分のままなのが普通で、通信経路でのデータの覗き見や改ざんといった悪意には弱いのが欠点です。
 VPNによって、取引先や外注先と自社をネットワークすれば、通信の安全性をデータを暗号化することによって確保しつつ、迅速にデータのやり取りをすることができます。

●メリット3 容易な移行  
当社のVPN機能を利用すれば、専用線からインターネットVPNへと移行させることが可能です。
インターネットVPNは将来のネットワークであり、多くの企業は現在の専用線接続からインターネットVPNへの移行を検討中です。



3.VPNのセキュリティを詳しく教えて

VPNでは、PPTP、IPSecなどの暗号化技術を利用してデータの暗号化及びトンネリング、不正アクセスを防止するためのユーザー認証、利用可能なリソースを制限するアクセス制御などを行うので、インターネット上を通過するデータを覗き見されたり、データを改ざんされる危険性を減少できます。
  通信時に(1)暗号(公開鍵や秘密鍵)を用いてユーザーを認証する、(2)認証後、IPカプセル化(トンネリング)技術などを用いてデータを暗号化してインターネットに送り出し、受信側で復号するといった方法でVPNを実現しているので、強固なセキュリティを保守できます。
  また、VPNはファイアーウォールで守られている防護壁にトンネルを通す形で設計されますので、既存のファイアーウォールによるセキュリティシステムを実装したまま実現できます。



4.PPTPとIPsecってなに?

PPTPとはMicrosoft社によって提案された暗号通信のためのプロトコルの事です。
2台のコンピュータの間で情報を暗号化して送受信するので、インターネットを通じて安全に情報をやり取りできます。企業などで、インターネットを介した遠距離のLAN間接続や、社員がインターネットを通じて社内LANにアクセスするのに使われます。
PPTPを利用するにあたって、パソコン側にPPTPのVPN設定が必要です。設定の方法はこちらをご覧ください。

 ◎PPTPによるVPN構築例

IPsecとはインターネットで暗号通信を行なうための規格の事です。IPのパケットを暗号化して送受信するため、TCPやUDPなど上位のプロトコルを利用するアプリケーションソフトはIPsecが使われていることを意識する必要はありません。
 ◎IPsecによるVPN構築例





【 ホーム | 特 長 | 利用料金 | FAQ | 各種手続 | 各種設定 | 会社概要 | お問い合わせ | サイトマップ 】